そのイソギンチャク、どこから持ってきたの?
海水性のカニの中でかなり印象的なヤツがいます。りんずです。
こんばんわぁ>ω<
個人的にショップでよく探すんですがなかなか見つからない種類「キンチャクガニ」のお話です。
カニの中でもかなり変なヤツ!見かけたらぜひ水槽で観察してみたいかも!と思います。
またの名を「ボクサークラブ」、そして「ポンポンクラブ」。
キンチャクガニの特徴とは?
普通、カニといえば二対のハサミを使って餌などを掴んだりするというイメージなんですが、このキンチャクガニは、イソギンチャクを挟んで威嚇に使うそうなんです。
そして、とくに気になるのがこのキンチャクガニの持っているイソギンチャク、どこから調達してくるのかが分かっていないそうです。
そして、そのイソギンチャクが元々どこで活動していたのか、とか繁殖はどうなってるのかということも分かっていないということもあるし、イソギンチャクを持っていないキンチャクガニもほとんど見つかっていないそうなんですね~。
イソギンチャクは敵への威嚇に使う手段なんですが、飼育環境下の場合は敵がいない、もしくは少ないという状況になると思うので、じゃあその場合はイソギンチャクどうするのーとか、色々面白いですね。
餌を食べる時はいったんイソギンチャクを置いて。みたいにするんでしょうかね。
もしくはイソギンチャクにくっつけてそれを食べるとか。
キンチャクガニ飼ってみたい。
キンチャクガニを飼ってみたいとは思うのですが、最寄りのショップでは入荷する気配もないし、じゃあ通販と思うんだけど、現在水槽にはトゲアシガニやヤドカリたちがいるので、あまり追加投入は出来ないな~と現在は様子見状態です。
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キンチャクガニ:
- ハサミにイソギンチャク持ってて威嚇などに使用。
- イソギンチャク、どこから持ってきてるか不明。
- イソギンチャク持ってないキンチャクガニがほとんど未発見。
- しかし・・・
カサネイソギンチャクだった!らしい。
キンチャクガニが持っているイソギンチャクの正体が「カサネイソギンチャク」の仲間だったことが分かったというんです。
昔持っていた図鑑には正体不明だったと記載されていたので、近年になって判明したようですね~。
更にはカサネイソギンチャクだけではなく、他の種類も代用し、キンチャクガニが挟むことで形状が変化。カニのほうで形を整えるのかどうなのか・・・。
鳥羽水族館のブログでは、カーリー(セイタカイソギンチャク)を持つ姿も確認されていて、もしかしたら水槽では厄介者扱いされるカーリー対策になるんでしょうかね~。
一応ちぎって使う、ということであれば。
参考:
- 鳥羽水族館 ブログ
- NHK ダーウィンが来た!