海水系アクアリウム

海水水槽にライブロックを導入する!特徴やメリット・デメリットを紹介。

海水水槽に必須なライブロックが面白い。

海水魚、ソフトコーラルやハードコーラルのサンゴやイソギンチャクなどの海生生物を飼育する、そして海水水槽のインテリアとして欠かせないのがライブロックです。

ライブロック=生きている岩と解釈できるんですが、岩自体が生きているというわけではなく、そのライブロック内に様々なバクテリアや微生物、そしてちょっとした生き物が棲んでいるんですね~

 

なぜ海水水槽にライブロックが欠かせないのか?とか、ライブロックを入れることに対するメリットやデメリットも紹介しています。

あとは個人的な話ですが、ライブロックおもしれええ!と思うことについても書いています。

 

ライブロックの特徴とは?

ライブロックとは、白化したサンゴの骨格に様々な微生物などが付着しているもので、海水の水槽にはほとんど導入されているであると言ってもいいほどの重要なものです。

ライブロックを導入する目的としては、付着している微生物によっての生物ろ過、サンゴを設置するための土台、水槽自体のレイアウト、海水魚や海生生物の隠れ家としての役割です。

 

ショップではだいたい100グラムいくらで販売されているかと思います。

そして1kg単位で購入すれば100グラム単位で買うより安くしてくれるショップもあるかもしれないです。

一度、ディスクコーラルが爆殖(分裂)してどうにもならん!となったライブロックをショップで引き取ってもらったことがあるんですが、その際についでに水槽リニューアルで新たなライブロックを購入した際にめっちゃ割り引いてもらえたこともあります。

ライブロックを購入する際はショップを吟味してみてもいいかもしれませんね~

ライブロックの特徴・役割

  • 海水水槽立ち上げの際に生物ろ過で水質を安定させる
  • サンゴを設置するための土台
  • 海水魚、水生生物の隠れ家

 

ライブロックのメリット、デメリットについて

海水水槽に欠かせないライブロックですが、メリットもあればデメリットもあります。

たかが海水の岩なのに奥深いわー!と思う部分もあるかと思います。

メリット

上記でも少し触れていますが、やはり生物ろ過、レイアウト、隠れ家に使うなど、様々な目的と役割があります。

そして、ライブロックを導入してしばらくすると、そこに付着していた様々な生き物が見つかるようになります。この発見が楽しいんですね~。海水水槽ならではの特徴です。

よく見つかるのは、カニ、ウニ、クモヒトデ、貝類あたりです。たまにサンゴの小さいものが付いている場合も。うまく育てれば大きくなるかもしれませんね~。

なんか不思議なことに、長いこと入れているライブロックもこなれてくる感が出て、買って導入したあとも長く生物ろ過をしてくれているようです。最初の頃見られなかった生物がいる?ってこともありますよ~

 

そして、ショップでライブロックを吟味するのが楽しいんですね~。ライブロックには様々な形状があり、漬物石?的なタイプであったりサンゴイメージの枝状のものがあったりと同じものがふたつとないようなものばかりです。

作りたいイメージのレイアウトに合うものを見つける楽しさがあります。

メリット:

  • 生物ろ過、レイアウト、隠れ家に使える
  • 付着した生き物が出てくると楽しい
  • 形状を選ぶ楽しさがある

 

デメリット

ライブロックも少々、いやけっこう面倒な要素があったりします。デメリットも多少は考慮して導入するとよいかと思われます。リスク受容というIT関連の用語がなんとなく頭をよぎります。

とりあえず、価格が高い。ただでさえ水槽立ち上げるのにお金がかかる海水水槽。個人的に淡水の水槽のだいたい1.5倍くらいかかるかなーと思います。

その要因のひとつがライブロックです。100グラム単位だとそんなに高くないかな?と思いますが、やはりレイアウトとか生物ろ過を念頭に置くとそれなりに質量がいるので、結局数千円~1万円以上と意外にかかります。

しょせん岩なのに!そのへんの海岸で拾ってきてはあかんのか!と思いたくもなりますが、それはやめておきましょう。

 

ライブロックは様々な生物が付着してるのが特徴ですが、だいたいめんどくさいヤツも付着しています。

代表なのはシャコです。あの有名なシャコパンチのアイツですね!さすがに水槽をぶち割るほどの大きいヤツはいないかな?と思うんですが、あとあとめんどくさいことになりがちなんですよね!このあたりはまた別記事を作って紹介してみようかと思いますね。

デメリット:

  • お金かかる。小さめな水槽でも最低1kg以上は欲しいところ。
  • 変な生物が出ると厄介なことになる。
  • けっこう重い。

 

ライブロックの質を見分ける!

ライブロックも質のいいものと悪いものがあり、初心者の方だとイマイチわからん・・と思うかもしれません。これはもう店員さんに訊いたほうが早いんですが、質のよいライブロックには赤紫系の色をした石灰藻が多く付いています。

質の良いものは、石灰藻が豊富についてる。見ために対して軽い。匂いが不快じゃない(潮の香りみたいな)という特徴があります。

逆に質の悪いものは、なんか色が悪い、見ために対して重い、ヤバイ臭いしかしないと質の良いものとほぼ完全に逆を行ってる感じになります。

見ために対して軽い、重いというのは岩自体の水質の浄化能力に由来するものです。

 

質の悪くなっているライブロックは「キュアリング」を行うことによってある程度質が向上します。

バケツに海水とライブロックを入れて、エアレーションを数日かけて汚れをかき出します。

ショップでは既にキュアリングしている状態で販売されていることが多いです。買ってそのまま水槽に入れることもできますね~

 

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