ライブロックを掃除してたらなんか出てきたよ!
海水魚飼育に必要!かどうかは飼い方次第なんですが、やっぱりあると色々便利なライブロック。水槽立ち上げの時に水質を早く安定させるとか、海水魚たちの隠れ家に使えるとか、様々な役目を果たしてくれます。
そして、ライブロックのもうひとつの楽しみ、そして逆にちょっとコワイところでもある、岩肌の隙間とかくぼみに色々な生き物が潜んでいるかもしれない、という可能性。
アクアリウムにやさしい生き物もいれば、やっかいな生き物もいます。
今回、水槽の掃除としてライブロックを取り出した際に出てきた生き物を紹介してみます。
りんずです。
こんばんわぁ>ω<
ブラックボックス感半端ない!ライブロック


基本的に水槽内の掃除はコケ取り貝やヤドカリなどの生体で済ませて頂きたいと思ってはいるのですが、時々ライブロックや底砂は取り出して自分の手できれいにしなければなりません。
大規模な水替えの時についでにライブロックを取り出すことが多いのですが、だいたい水槽のレイアウトは掃除する前と同じにはなりませんよね~
そんなライブロックの掃除ですが、取り出して別で用意してある容器に入れる際にたまになんか出てくるんですよね!なんか生き物が・・・
今回もなんですが、今まで出てきたライブロックに潜んでいた生き物をざっと紹介してみようかと思います。
ライブロックのブラックボックス感大好きなんだけど、なんかコワイ!岩持ってなんか得体の知れないもんに刺されたらかなわんし!
ライブロックから出てきた生き物たち
カニ
夜中にライトを消灯して、しばらくして点灯させるとたまに顔出してることがあります。
だいたいのライブロックに潜んでいるイメージ。毛ガニ系は水槽内で厄介者扱いをされるとか。大きな種類は魚を捕食するものも。
ウニ
意外にいるのが小さなウニ。最近では「ツマジロナガウニ」を2匹確認。最初の頃は数ミリ程度だったので放置してたんですが、いつの間にかピンポン玉くらいの大きさに成長していました。
ライブロックの石灰藻を剥がして食べると言われています。コケ取りにも役立つそうですが、だいたい取り除く対象です。
シャコ


ライブロックの要注意人物(?)として有名なシャコ。うちの水槽からも数ミリですが、シャコっぽいヤツが出てきました。むしろエビだったのかもしれませんが、隔離しておきました。
シャコは甲殻類をシャコパンチで割り倒し捕食。そのスピードは銃の弾丸レベルであり、大きいシャコは水槽のガラスさえぶち抜くのだとか。恐怖でしかない・・。
ゴカイ系
あまりビジュアル的に気持ちのいいもんではないゴカイ系。しかもウミケムシだった時の絶望感はなかなかなもので、出来れば速攻処理しておきたいヤツ。
砂の中や岩の裏に棲んでて、一応掃除役でもあるんですが毒を持ってて刺されるとかなり痛いんだそうです。素手で持とうなんて考えもしないですが、ピンセットで取り出すか、アローヘッドクラブというカニさんを水槽に入れると捕食するんだそうです。
- ウズマキゴカイ
- イバラカンザシ
- ケヤリムシ
あたりも潜んでいる感じ。イバラカンザシといえば、すごいカラフルできれいでカワイイ!と評判ではあります。ちょっと値が張るんですが・・
クモヒトデ


時々、クモヒトデの赤ちゃんが出てきます。基本的に気持ちわるー!という系の生き物ですが、個人的にはそこまで苦手ではないですね~。
クモヒトデはヒトデと名前が付いてるんですが、ヒトデとは違う種類の生き物なんですって。水槽内では掃除屋さんとして活躍してくれます。
なかなか全体像は見えないんですが、岩の隙間から触手だけ伸ばして何かを捕まえようとしている様子を見られることがあります。
貝類
ほぼ確実に出てくる小さな貝類。1ミリレベルからそれなりな大きさまで様々。そして形状も様々。
ヒザラガイから巻貝まで。淡水の巻貝より爆増しないイメージですが、ライブロックを設置して数年経っても新しい小さな貝が出てくるのが不思議。どこから繁殖してるんだ・・。
そのほか
名前もわからんヤツを含めて、多種多様な連中が出てきます。
- ヨコエビ
- なんかアメーバ状のヤツ(夜行性)
- 線虫みたいなヤツ(閲覧注意レベル)
- フジツボのマイクロサイズのヤツ
- ウミグモ?っぽいヤツ
- ライブロックを這い廻る虫のような形状(夜行性)
なにコレ謎すぎる。
ライブロックだけ入れてても面白い気がする


一般的に海水の水槽は難しいとされているイメージですが、むしろ海水魚を入れずライブロックだけ入れてても面白いねーって思います。
ライト付けている時と消してる時の中に潜んでいる生き物の動きが変わってて、夜行性のヤツが出てくるとすごい面白いんですね~。
ってこんなことを言ってると、やはり海水の水槽ってマニアックなんだな・・と思います。
今後、当ブログの意向としては、こんなマニアックなコンテンツにどうやって新規の方が興味を持って頂いて、なおかつ熱帯魚、海水魚の水槽作ってみたいと思ってもらえるようになるかというのを課題として頑張っていこうと思います。