アクアリウム飼育記

ウミキノコ腐食!コブヒトデに狙われてしまうの巻

ウミキノコが侵食される!犯人はおまえかコブヒトデ!

海水でアクアリウムを作っています。りんずです。

こんばんわぁ>ω<

現在、水槽「shell II」を運用中。

小さめな水槽ですが、機能性とデザイン性は抜群かと思います。この中にカクレクマノミ&ブラックオセラリス、そしてヤドカリや貝などの水槽を掃除する系の生物を入れています。

大きさ的にはもう少しだけ生体を入れることが出来そうです。

その中に、ソフトコーラルのウミキノコ、バブルディスクオレンジを導入しているんですが、そこそこな期間順調にポリプを広げていたんですが、ある朝、ウミキノコの一部が侵食されたような感じで変色しているんです。誰がやった!

 

コブヒトデが侵食していた!

導入してから、とくにトラブルもなく順調だったウミキノコ。傘部分がグリーンになり、ポリプがとても長くなる種類です。

ウミキノコの上部傘部分の一部が腐食して溶けたようになっています。どうしてこうなった!

 

ウミキノコ

順調だった頃。あの頃のように戻るだろうか・・。

 

そういえば、ウミキノコの配置を変えてライブロックの隙間に挿して活着するように仕向けたんです。そうすればもっといい感じになるんじゃないかな!と。

数日間はとくに何の事件もなく、活着するんかなーと様子を見ていたのですが、どうやら隙間の大きなところに根の部分が落ち込んでしまい、傘部分とライブロックがフラットな状態になってしまいました。

どうやらそこにコブヒトデが乗ってしまい、捕食をした様子。おまえかコブヒトデ!なんか重なってる気はしてたんだ!

今まで見向きもしなかったはずなのに、高さの条件が重なると餌と見做すのか!藍藻食べてて活躍してたのに。

 

腐食したウミキノコの一部を切除してみる。

ということで、水槽から取り出してみる。しかし水中では小さめだけどきれいにポリプ広げるのに、取り出してみるとなんか得体の知れん感じになるな・・。

しかも腐食した部分が痛々しい。このまま放置するわけにもいかないのでこの部分を切除することに。

ウミキノコは株分けして殖やすことが出来る、ということなのでもしかしたらここから再生するのかもしれないし、更に腐ってダメになってしまうのかもしれない。とこれは半ば賭けのような状況かもしれません。

 

ウミキノコはソフトコーラルの分類なので、切除することに関しては容易。むしろサンゴを触ることになるので、そちらの部分で悪くならないか心配にもなります。

とりあえず鋭利なハサミでばっつーん!と切除。腐食した部分は切り捨てました。

そしてウミキノコを水槽に戻し、コブヒトデが侵食しないもとの場所に配置換え。

 

コブヒトデ、やはりヒトデだった

今回の犯人はコイツ。コブヒトデ。

サンゴ砂やガラス、ライブロックに生えていた藍藻を食べてくれました。導入する前と後ではかなり様子が変わり、ガラス面を登りながら胃を外に出して藍藻を食べる様子は若干閲覧注意レベル。

基本的にフリソデエビの餌として市場に並ぶコブヒトデですが、コケ取りにかなり役に立ちます。

近縁のコブヒトデモドキは体色が派手になり、鑑賞目的としてもよさそうです。そのぶんノーマルのコブヒトデより価格が高くなっています。

ここから様子見。(まとめ)

コブヒトデこんちくしょう!と思ったんですが、よく考えれば同じヒトデであるオニヒトデって サンゴめっちゃ食べるという環境問題を起こす種類でもあるし、自分の配置ミスでウミキノコが狙われやすい状態になってしまったという、自分自身の水槽管理が不十分であったという反省する部分がありました。

ウミキノコが腐食した原因:

  • コブヒトデが乗っかっていた。
  • ウミキノコの配置換えで傘部分がライブロックとフラットになっていた。
  • 普段コブヒトデはウミキノコを食害する様子は見られなかった。
  • ヒトデはサンゴを食べることがあることを改めて思い知らされる。

 

被害が拡がらないための対策:

  • ウミキノコの腐食した部分を切除。
  • もとの侵食されない場所に配置を戻す。
  • 水流と光を調節し、出来るだけ環境のよい状態にする。

 

コブヒトデの除去を一瞬考えたのですが、水槽のコケ取りにかなり貢献してくれるヤツなので、今回はお咎めなしということにしました。というか、悪いのは自分自身なんですが・・。

りんず
りんず
フリソデエビを導入してみようかと思ったのは内緒です。

 

今後の状態を様子見して、また記事に仕上げてみようかと思います。

切除した部分が再生してくれれば・・!と思いますが、とりあえずは閉じているポリプが開いてくれればまずそこで儲けもん!といった感じかと。

 

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