竹島水族館がめっちゃ面白いぞ!という話
愛知県蒲郡市の「竹島水族館」がめっちゃ面白いと話題になり、時折テレビなどのメディアに出てきます。もしかして東海ローカルの番組だったかもわからんのだけど、連休などのシーズンになるとテレビでけっこう特集組まれる場所として有名。
日本で4番目くらいに小さい規模の水族館で、1956年に竹島園地に開館。そして1959年に伊勢湾台風で半壊されたというなかなか波乱万丈ないきさつ。1962年に現在の場所に移転、新設されたそうです。
小さい水族館ながらも訪れるお客さん、そしてファンになる方も多いようです。
他の水族館では意外に見られない?なんかゆるい系の展示解説とか面白くて館内を見るのに思ったより時間がかかるかも。ということで紹介していきます。
竹島水族館。通称タケスイ
蒲郡市、蒲郡竹島のすぐ近くにある「竹島水族館」通称タケスイ。
大規模な水族館にあるような超でかい大水槽にイルカだのシャチだのはいない。むしろそんな水槽もない、館内もそこまで広くなく、普通に見て歩くともう終わりかね!というくらいの時間で済んでしまいそうなほど。
しかし、メディアで特集組まれるほどの大人気。2018年には年間475000人くらいの来場者を達成したそうです。
水族館はだいたい入場料だけでもそこそこ持っていかれるのが普通だったりするんですが、ここ竹島水族館では、大人でも500円、小中学生200円とたいへんお手頃な値段。
年パスは大人1250円、小中学生500円と、2.5回分でもとが取れるようになっています。
個人的にはなかなか気軽に行ける距離でもないんですが、近かったらおそらく月2以上で行く気がします。たぶん。
水族館って癒しの空間じゃなかったんかい!
水族館といえば、ほぼだいたいの割合で展示されるクラゲの水槽。とくにミズクラゲはその半透明な白いふわふわと揺らぐ繊細な外見が見た人の心を癒してくれます。
ミズクラゲはブルーライトにとても映え、そこにヒーリングミュージックとリクライニングチェアがあれば、もうそこに1日中ずっといても飽きないよね!と思うくらいなんです。見る方にとっては。
クラゲって飼うの難しいんですよね!
海水でアクアリウムやってる身としては「あ!わかる・・」という解説が展示されていました。
クラゲ水槽を維持するのって難しいというか、混泳も出来ん、水流に気を遣うからフィルターを回すのも憚られるみたいな感じ。
一度、富山県のショップでタコクラゲを買って持ち帰ったことがあるんですが、なんでか知らんけど瓶詰めのふたが少し開いたようで中のクラゲがどえらいことになってたことを思い出しました。その時、クラゲ自体はまぁまぁ無事だったんですが、結局長期飼育は出来ず文字通り海の藻屑となってしまいました・・・。
クラゲって死ぬと跡形もなく消えるみたいなんですね・・・。
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と、このような感じで、竹島水族館の展示水槽にある解説文は様々なネタが放り込んであって、スタッフさんは大変なんだろうけど楽しくお仕事されてるんだね~と想像できます。
個人的に面白かった「魚歴書」水族館の履歴書みたいな解説。
たしかにスッポンモドキってぶたさんみたいな顔していますよね!たまにショップで販売されてたんだけど、最近見かけなくなりました。
カメなのにぶたさんみたいな感じって面白いんですが、個人での飼育は難しいと思います。大きくなるのでとにかく器材やランニングコストがかかるかと。
そ、そして水族館では何故か定番化されているっぽい、世界のカエルの展示。
その代表とも言えるのが「ヤドクガエル」の仲間。文字どおり毒々しいです。なんでそんな模様しとるんじゃー!コワイ!こっち来ないでくれ!
カエルが怖い身としてはもうこれは拷問なんですぞ!とはいえ、日本国内では野生で生息していないこんな面白い模様をしているカエル、リアルでなかなか見られないから素晴らしい!って思います。だけどコワイ!たすけて!
海水から淡水まで色々展示される
竹島水族館の中では淡水から海水まで約500種、4500匹ほどいるそうです。
竹島水族館では、平日でもたくさんのお客さんが訪れます。休日かよ!って思うくらいの盛況さで、水槽の展示によってはなかなかゆったりと見られないかもと思うほど。
海水魚におけるカラフルな水槽はとくに人気があったり、比較的大きめの魚もたくさんの人が立ち止まって眺めていきます。
竹島水族館の順路で展示されている水槽などは↓のようになっています。
竹島水族館 展示:
- 熱帯の淡水魚 : 展示変動が激しい区画。
- おススメホワイトボード : おススメの展示、イベントなど
- 日本の淡水魚 : 近所の川で採集した身近な魚展示。
- 熱帯大型淡水魚 : 大型の淡水魚展示。
- 三河湾の魚 : 地元漁師さんや飼育員の採集した三河湾の魚。
- キラキラタケスイリーフ : サンゴ、海水魚の展示。展示変動が激しい。
- 外海の魚 : 三河湾外の魚、他水族館からのトレードの展示。
- 三河湾大水槽 : 地元の海を再現。エイやサメもいる。
- カピバラ : カピバラさんもいます。
- 上からサンゴ : 上からのぞくことの出来る水槽。SNS映えする。
- 深海 : 変な生き物系大好き大歓喜!深海系。
- 熱帯の海の魚、サンゴ礁 : きれいでカラフルなお魚。チンアナゴなども。
- 熱帯の小型淡水魚 : へんな魚多め。珍種。
- 熱帯の小型淡水魚 : 学名読みの珍種もいる珍しい魚もいる。
- グッズコーナー : おみやげ。超グソクムシ煎餅とは・・・
- さわりんぷーる、たけすいの小窓 : グソクムシに触れるぞ!
- アシカプール : アシカショー開催。狭いけど見ごたえある。
- まったりうむ : ベンチを設置してまったり楽しむコーナー。
- パクパクお魚プール : エサやり体験が出来るプール。お魚すげぇいる。
カピバラさんとか深海のカニなどに触れるとか
とりわけ大人気!なのはカピバラさん。2匹のカピバラが暮らしています。
そしてカピバラショーが行われますが、かなりゆる~い感じで行われてて、スタッフさんの思い通りになかなかいかないこともあって、それはそれで微笑ましいんです。
そして、イルカもいないから君が頑張って盛り上げるんだよー!となんか謎のプレッシャーがかかるアシカショー。
たしかにステージは広くないんですが、それだけにけっこう間近で見られて楽しいんです。
竹島水族館の名物のひとつでもある、いきものに触れることの出来るプール。
まさかのタカアシガニに触ることの出来るとか!生きた姿で触るとかなかなか出来ない体験。そして、グソクムシやイヌザメ、いやネコザメだったかね!そのあたりも触ることの出来る激レア体験。
たしか中川翔子さんも来館して触っててすごい興奮してたのをYouTubeあたりで見た覚えがあります。サメ肌!
このあたりの話はまた別記事で書きたいかな、と思っておりますゆえ。
竹島水族館 概要
竹島水族館:
- 住所:愛知県蒲郡市竹島町1-6
- 電話:0533-68-2059
- 開館時間:9:00~17:00 入館16:30まで
- 休館日:火曜(祝日営業・翌日休み)、6月第1週水曜、12月29~31日
- 入館料:大人500円 小中学生200円
- 駐車場:水族館前駐車場(無料)、竹島園地駐車場(平日無料)
- 蒲郡市公式ホームページ:
- 竹島水族館(蒲郡公式内)
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